\\きぬのドラマ映画日記//

色んなことを色んな視点から見たいなって思います☺︎

「心のカルテ」Netflixオリジナル、感想

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「食べることは好き?」
この質問が嫌いだと思った。

聞かなくても好きでしょ、

みんな好きでしょって。

寿司、肉、ラーメン、パスタ、ねぎし、

から揚げ、ハンバーグ、と

どれかを言えばほぼ当たる。

食べることが嫌いな人もいる。

食べれない人もいる。
誰かにとっての当たり前が、
誰かにとって苦しいことなんだ。


心の病は、体の病とは違って、
治療法があいまいだ。
訳が分からない。


心の病気とはなんだろうか。

色々なことが心の中に入っていき、

それらがブラックホールのようになり、

出口は多種多様だ。

拒食症もその出口の1つなのかな。

 

ただ痩せたい、

あのモデルみたいになりたいという
単純な気持ちから拒食症になるのでは

ないと思った。
始まりはそこでも、

その間にたくさんの絡まりに会い、
拒食症、耳が聞こえなくなったり、
視野が狭くなってしまったり、
パニック発作になったりする。


何かのきっかけ、化学反応があることが
心の病のブラックボックスに一筋の光が

指すのかな。
ブラックボックスを打ちのめして、
その光からいっぱいに広がることから、
人生はまた始まっていくのかな。
第二の人生みたいな、
生まれ変わってまた0歳から始まって

いくみたいな。

 

 

「彼女」Netflixオリジナル映画、感想

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「不適切にはほどがある」のドラマで

インティマシーコーディネーターという仕事が
あることを知った。
日本ではNetflixの「彼女」という映画で
初めて起用されたそう。
アメリカでは主流らしい。


「ブラジャーのホックを外す時だけ

心の中まで見えた気がした。」
マイヘアのこの歌詞は私の心に

こびりついている。


生々しい体と本当の内面の感情が
重なり合うことでより引き込まれたこの映画は
はかなく、もろく、美しく、華々しい。
孤独を貫いた2人の世界だ。

 

「死」というひとことの中に、
なんて様々な感情が含まれているのだろう。

 

 

「恋が聴こえる」ドラマ感想

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感情に振り回されて、素直に反応して、恋愛感情にもまれる彼らは、眩しく見えた。
感情を受け止めて、前に進めた姿は
いつだってキラキラしていて眩しい。
恋愛が分からなくて、好きが分からなくて、
ごちゃっとした言葉や行動を出してしまうけど、
それの連続がらあるから答えが見えてくる。
ゆっくり歩む2人が素敵だと思った。
なんで分かんないのとか、焦らせたりとか、
周りがあおったりせず、
ゆっくり歩んで色んな感情を知って
自分の気持ちに自然と気づいて受け止める。
感情に素直な彼らが、素敵だと思った。

 

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Netflix「今日もあなたに太陽を」精神科ナース

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彼女は私ととても似ている。
「自分よりいつも友達が優先。
友達が好きなものはよく知っているのに、
自分の好きなものは知ろうとさえもしなかった。
自分のことはずっとおろそかにしてきた。」
いつも友達を優先してきた。
私も看護師だったら、同じようになっていたと思う。


実際に今、そうなっているから。
自分を大切にできなかった罰みたいにも思える。
体に「あんた何やってるの!これ以上、自分を大切に
しないなら怒るよ!」って体を動けないようにすることで

怒られてるみたいな、怒られた後に頭撫でられるみたいな。


進学校でふるいにかけれて、登れる人はどんどん
登っていける。登れない人はどうすればいいのかと、
途方に暮れる。
悲しくて、苦しいようにも思えるけど、他に選択肢は
ある。絶対にある。その中で暮らしてきたから
考えをぎゅんって変えられない、なかなか変えられないけど
無理に登れないところを登ろうとしなくていい。
というか登りたくない。
その隣で支える人とか、街の人になればいい。
悪いふるいじゃなくて、いいふるいとして見る。
無理に進まない、私たちの道を進む。
「憧れ」もあるけど、私たちも誰かに「憧れ」られる
存在になれるかも。
最大の私でありたい。そこに立てる、最大でありたい。

 

 

 

Netflix「ゆりあ先生の赤い糸」感情を受け止める

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複雑なすべてを、こんなにも広大に感じたのは
初めてだ。
色んな出来事に同時に触れさせてもらえた。

複雑な糸でつながれた関係は、人生そのものだなと思った。
複雑なものの連続で、複雑じゃないものなんてないな
とも思える。


不倫、介護、裏切り、恋、親子関係、
言い争い、喧嘩、親子関係のいざこざ、
兄弟関係、子供との関係、習い事、
シングル親、健康、
辛い感情もまず受け止めて、逃げずに考えるゆりあ先生が
かっこかった!
みんな気持ちを抑えず、潰さず、受け止めて、
自分のために歩み出したみんな、かっこよかった!

 

 

アイノロイ

アイノロイ

 

 

 

 

Netflix「いつかの君に」ドラマ感想

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壮大な時空の旅が終わった。
物語の複雑さが、人間の複雑さを
教えてくれるかのように思えた。
感情があるから、苦しみがある。
苦しみや傷が、未来の希望となった。
ミンジュが暗闇の中で見えたジュニは
辛くて苦しいものだったけど、
いつしかすべてが力に変わったと思った。

 

 

 

時空の旅が終わっても君のことは忘れない
物語の複雑さが人間の複雑さを映す


感情があるから苦しみがあるけれど
苦しみや傷が未来の希望になる

暗闇の中で見えた君は

辛くて苦しいものだった
でも、いつしかすべてが力に変わった

 

時を超えた愛は運命ではなく選択だ
私はあなたを探していたあなたは私の選択だ

 

 

 

 

Netflix「恋する寄生虫」映画感想

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寄生虫が例えだと思えないくらい、

現実に見えた。
社会の孤独さが恋愛につながるような

深い関係に発展する。
恋愛として見てしまうくらい、

一生近くにいてほしい存在だし、

苦しみを分かち合える唯一の存在。
人それぞれの関わりの中で、

すべての人が苦しみを分かち合える

ことは不可能だ。自分の苦しみが

前のめりで感じて、他人の苦しみを

知っても受け入れられない。


どこかで交通規制かかってるみたいに、
どこかで止められる。

こうやって社会の孤独は生まれる。
苦しみを分かち合える存在は、

失いたくない。
そういう相手との出会いは、すごい。